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今回はとらやの定番商品である『夜の梅』  『新緑』 『おもかげ』

この3種類の羊羹をモチーフに器を制作しました。

ここではその羊羹について紹介していきます。

 

とらやの和菓子には一つ一つに菓銘がつけられており、

和菓子に込められた思いを感じることができます。

​夜の梅

『夜の梅』は、切り口の小豆を夜の闇に咲く梅に見立てて、この菓銘がつけられました。

とらやを代表する小倉羊羹です。

菓銘は、元禄7年(1694)の古文書に見ることができますが、形や原材料については書かれていません。

羊羹としての最初の記録は文政2年(1819)です。

また、文久2年(1862)には原材料に小豆、寒天などを記した文書が残り、この頃には煉羊羹としてつくられていたことがわかります。

 

Yoru no Ume (Night Plum)

When sliced, the azuki beans in the yokan evoke the glimmer of white plum blossoms in the dark night and their drifting scents. 

Its name dates back to 1694, and it was first recognized as a yokan in 1819 in Toraya’s archival documents.

 It is currently one of Toraya’s most popular products.

おもかげ

「おもかげ」とは、記憶に残る人や事物を思い起こさせる、奥ゆかしい言葉です。

黒砂糖の独特の風味に、食べた懐かしい昔を思い出す方も多いことでしょう。

とらやでは、沖縄・西表島産の黒砂糖を使用しております。

 

Omokage(Reminiscence)

Made with kokuto, an unrefined dark brown sugar similar to molasses that awakens nostalgia for an earlier era in Japan. 

​新緑

昭和32年(1957)の発売当時は葉緑素とビタミンB群などを含み、厚生省に特殊栄養食品として認可された緑色の羊羹でした。

昭和40年(1965)より抹茶羊羹となり、定番の羊羹として親しまれております。

自然な色あいと心地よい苦味をお楽しみください。

 

Shimmidori(Verdure)

Made with matcha (powdered green tea), this confection has a delicate aroma that soothes the heart and mind.